【AGG】iシェアーズコア米国総合債券市場ETFとは?

※数値は、2020年6月18日時点のものです

AGGってどっかで見たことあるなと思ったら、AGAでした笑。禿についての話は別の機会にしようと思いますが、iシェアーズの総合債券ETFについて調べてみました。直近、【HYG】iシェアーズ iBoxx USDハイイールド社債ETFについて書きましたが結果としては、それ以上の債券ジャンルETFがあったのでいまいちでした。今回はどうなるのか。

AGGとは?

iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF(iShares Core Total US Bond Market ETF)はBarclays Capital U.S. Aggregate Bond Indexで表わされるトータルの米国投資適格債券市場のパフォーマンスに連動する投資成果を目指すファンド。同指数は米国で公募発行される投資適格の米国国債、投資適格の社債、モーゲージ・パス・スルー証券及び資産担保証券など米国の投資適格債券市場のパフォーマンスを反映する。同指数の構成銘柄は満期まで少なくとも1年間を持つ必要がある。同ファンドは一般的に約90%の総資産を、同指数で表わされた債券、及び同指数の構成銘柄に実質的に類似したエクスポージャーを提供する証券への投資を通じて、同指数のパフォーマンスを追跡しようとする。

国債・・・投資適格の社債・・・モーゲージ・パススルー証券でました。【SPAB】SPDR ポートフォリオ米国総合債券ETFで調べましたがこちらも同じものが含まれました。サブプライムショックを思い出してしまう、住宅ローンを一定数集めてそれを証券化したものです。間接的にローン証券、不動産に投資しているような。国債や社債とは違うローン証券が含まれていることになります。

分配回数・利回り

分配回数:毎月

分配利回り:2.47%

ここまで調べてみて分かりましたが債券ETFに関しては、毎月配当がデフォルトですね。ただ、ちょっと分配利回りが魅力にかけますがクーポン以外に魅力的な部分があるのかないのか。

 

経費率

0.05%

経費率に関しても債券ETFとしては、一般的な経費率で問題にはなりません。

 

基準価格の推移

AGG10年チャート

株式ETFだと直近の値動きを見るだけで、過去が見えてくるのですが債券はそうではないので、10年で引きで見てみました。債券の特徴ってほんと見てると株式の上昇相場では、レンジ相場になるんですよね。面白いです。コロナショックは右側の超ひげ伸びしてるところです。下落率-11%程度でさすが債券。戻りも早かった。

ポートフォリオ的にこのAGGを入れている人は、おそらく下落相場でAGGの値が戻った段階で売り。代わりに株式のグロース系に投下することで、リバランスしつつ収益を上げられそうです。長期上昇相場だった2016年~2019年で一貫して基準価格は下げました。元に戻るまで3年かかっていますから、AGG高値掴みの場合には3年前後のホールド期間が発生することを考慮し、ポートフォリオに入れるのが良いかもしれません。

騰落率

AGG騰落率トータルリターン

これまで6個ぐらい債券ETFを調べては、記事を書きましたが債券ETFと言うものは、当たり前のようにトータルリターンがプラスですね。資産を減らしたくないフェーズでは、債券ETFを多めにするのがセオリーかもしれません。5年で4%のトータルリターンですから悪くありません。

 

上位構成銘柄

銘柄名 保有比率(%) 業種 クーポン(%)
BLACKROCK CASH CL INST SL AGENCY 7.13 キャッシュ、デリバティブ等 0.19
UMBS 30YR TBA(REG A) 1.61 モーゲージ・パススルー証券 3
UMBS 30YR TBA(REG A) 1.01 モーゲージ・パススルー証券 3.5
FNMA 30YR 2016 PRODUCTION 0.95 モーゲージ・パススルー証券 3
UMBS 30YR TBA(REG A) 0.9 モーゲージ・パススルー証券 2.5
GNMA2 30YR TBA(REG C) 0.75 モーゲージ・パススルー証券 3
UNITED STATES TREASURY NOTE/BOND 1.5% 2026/08/15 0.68 財務省 1.5
UNITED STATES TREASURY NOTE/BOND 2.5% 2024/05/15 0.67 財務省 2.5
FGOLD 30YR 2016 PRODUCTION 0.67 モーゲージ・パススルー証券 3
GNMA2 30YR 2017 PRODUCTION 0.62 モーゲージ・パススルー証券 3.5
GNMA2 30YR 2017 PRODUCTION 0.61 モーゲージ・パススルー証券 4

国債が2つあるだけで、あとはモーゲージパススルー証券ですね。クーポンを見ると結構低いので、担保価値が高い住宅ローンのみを集めているのかもしれません。格付けを見ていけば分かりそうです。

格付け構成

Aクラス以上が80%です。AGGは、かなり硬めの債券ETFと言えそうです。モーゲージパススルー証券をどう考えるかで変わってきますが、AGGの利回りが2%台でショック時の下落時も10%程度と暴落時の換金資産だけの為に持っておくのも良さそうです。

 

AGGとSPABの比較

AGGとSPAB比較チャート

緑線:【AGG】iシェアーズコア米国総合債券市場ETF
オレンジ線:【SPAB】SPDR ポートフォリオ米国総合債券ETF

他の債券ジャンルと比べても良かったのですが、やはりモーゲージパススルー証券が入っている銘柄同士を比べようということでSPABと比較してみました。どちらも共通して言えることですが、圧倒的に下落局面で強く戻りが激早いということです。チャートでも見ても下落率10%ぐらいですねやはり。

2007年ぐらいからのリターンで見るとSPABが途中AGGを上回って推移するのですが、2018年から完全にまた連動してしまいます。トータルリターンでは、ほぼ同じということでAGGかSPABだったら手数料や資産額、ブランドが他要素になるかもしれません。

 

AGGまとめ

資産ポートフォリオの株式・債券・不動産・商品の中の債券ではあるものの、ETFの構成内容に多くモーゲージパススルー証券が含まれることから、社債や国債のみのETFと異なり、かなり値動きが少ないETFと言えます。かと言ってトータルリターンでマイナスになるわけではないので、持っても、持ち続けても預金よりマシな商品と言えそうです。

個人的にこのAGGやその他のSPABをポートフォリオに使うとすれば、長期前提で〇〇ショックと言われるような。VIX指数が45を超えるような状況で急激に下落し、戻った段階で現金化。その後、株式ポートフォリオにオールイン。10~30%の値上がり益を確保後、元本のみ決済しまたAGGやSPABに投入してリバランス。など、危機時の対応だったり、必要な現金が発生した時などMMF的に使う方法もあるのかなと。

ただ、もう少し利回りに妥協し、確実性を求めるのであれば米国債に投資したほうが確実なので、何を求めるかでAGGの出番が決まるかなと言ったところです。

 

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