【SPAB】SPDR ポートフォリオ米国総合債券ETFとは?

※数値は、2020年5月29日時点のものです

SPYD

債券をポートフォリオに組み入れる方は多いかと思います。私自身も現在のポートフォリオでは、債券が40%程度あります。個別の社債など買うケースもあれば、こういったETF債券を買う事もありますが、今回はSPAB。以前、【LQD】iシェアーズ iBoxx USD投資適格社債 ETFとは?でもまとめましたLQDは、社債メインになります。

SPABとは?

SPDR ポートフォリオ米国総合債券ETF(SPDR Portfolio Aggregate Bond ETF)は、ブルームバーグ・バークレイズUSアグリゲート指数(同指数)の価格と利回りのパフォーマンス(経費控除前)に概ね連動する投資成果を上げることを目標とする。同指数は、米ドル建て投資適格債券市場のパフォーマンスを計測することを目標とする指数であり、米国で一般向けに販売されている投資適格国債、投資適格社債、モーゲージ・パススルー証券、商業用モーゲージ担保証券ならびに資産担保証券を含む。

特徴的なのがモーゲージローンが入っている事ですね。サブプライムショックを思い出してしまいますが、住宅ローンの利息がこのSPABには含まれているという事になります。この部分が気になる方は、この商品は適していないかもしれません。パススルー証券なので、住宅ローンの利息は、金融機関に入らずダイレクトに投資家へ届けられます。

分配回数・利回り

分配回数:毎月

分配利回り:2.73%

毎月分配型になりますので、アーリーリタイア・FIREする場合に組み込み、生活費として使用するには良いかもしれません。配当も少し低めですが、その分、値動きが少ないと予測できます。

 

手数料

0.04%

毎月分配としては、手数料も格安なのでFIRE後にホールドするには、適していそうです。

 

基準価格の推移

SPABの10年間グラフ

SPABの10年間グラフです。長期的に景気が拡大していましたが、28ドル~30ドルのレンジ相場でした。よって、景気サイクルが良い状態でも値動きは+マイナス5%とリスクが低いことが分かります。アップルショック前には、30ドルから約8%程度下げて27ドル弱です。

SPABの1年間グラフ

コロナショック時の1年間グラフです。驚異的なのが戻りの速さ。下落が開始した20日後には、価格が元に戻りました。復元力が物凄いです。

 

 

SPAB vs LQDの比較

SPABとLQDの比較

緑線:【SPAB】SPDR ポートフォリオ米国総合債券ETF
オレンジ線:【LQD】 iシェアーズ iBoxx USD投資適格社債 ETF

1年間の比較です。基本的には、LQDがパフォーマンスが高いものの、下落率が低くいのが分かります。これが金融ショックの場合、長期に及びますので復元力は分かりません。但し、リスクリターンで下落時10%の差がありますので、この2つをミックスするとよりまろやかなリスクになりそうです。

SPABとLQD10年グラフ
緑線:【SPAB】SPDR ポートフォリオ米国総合債券ETF
オレンジ線:【LQD】 iシェアーズ iBoxx USD投資適格社債 ETF

次は、リーマン・サブプライムショック後のグラフです。リーマン・サブプライムショック後、やはりLQDは、下げが強いですね。その反面、コロナショックと同様にSPABは、そんなに下落せず復元力も高い(元に戻る期間が短い)です。10年で比較してしまうとトータルリターンは、最大5%~10%程度差がつきLQDに軍配が上がってしまいます。

SPABのまとめ

SPABで一番気になるのは、好景気に弱いことです。2012年から2019年までの間、レンジ相場で前後していますので、キャピタルは皆無。インカムが年2~3%程度です。The 債券と言ったところでしょうか。

個人的にSPABを使うなら、下落時の売却要因です。つまり、暴落時に一番復元力が高いので、SPABが下落前の価格を戻した段階で売り。株式ポートフォリオへその分を投入しリバランスする事で、いち早くショック前の総資産額に戻るという戦術になります。

アーリーリタイアやFIREの場合、さらに長期的なポートフォリオ維持であれば、コロナショックのような下落時に保有SPABと同額を買付(現金プールは必須)。マイナスが解消された段階で半分を売却し株式へ投資。このようにすれば、常にリバランス用債券をキープしながら危機時のリバランスが可能です。

現在、SPABが30ドルを超えており、多少割高で今から買うのは少し怖い気もします(30ドル割るまで待っても良いかなと)。債券系は、暴落時こそ買ってホールドすべきなのがよく分かります。株式は、世界がお金を刷っている限り全体的に上がりつつ、上下しますから暴落時にまず仕込むべきは、とりあえず債券系かなと(但し、運用をはじめるタイミングやFIREまでどのぐらいかなどにももちろんよります)。

また、FIRE時にもSPABの配当2~3%が毎月あるのは、安定剤としても役に立つかなと。それでいて元本は、平時であれば毀損しにくい。手数料も安い。債券ポートフォリオの中に入れても良そうな気はします。【LQD】iシェアーズ iBoxx USD投資適格社債 ETFとは?もSPABと同じ特徴を持っているので参考にしてみてください。

 

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