【VTI】バンガード トータルストックマーケットETFとは?

※数値は、2020年6月15日時点のものです

SPYD

VTIとは?

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(Vanguard Total Stock Market Index Fund ETF)は、グロースおよびバリュースタイルに分散した大型株、中型株および小型株へ投資対象とし、CRSP USトータル・マーケット・インデックス(同インデックス)に連動した投資成果を目指す。同インデックスは米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーする。

米国上場株式全体に対しての投資となる為、米国株式時価総額に比例すると言っても過言では無いかなと思われます。コロナで見るように各国の中央銀行がお金を刷り、金融市場に対してばら撒く。そして、各政府がさらに国民や企業に対してばら撒く。一時的には、ばら撒かれた対象の手元にお金が落ちますが、貯蓄される以外のお金は、より高みへと吸い込まれます。それは、株式市場や不動産、金などが定番ですが、いち早く向かいやすいのがやはり株式市場であると言えます。

統計を見てもナスダックとニューヨーク市場の時価総額は、年々膨れ上がっておりETFを介した投資も増えています。日本の話でさえ、10年前のETF総額は19倍以上になりました。つまり日本国内で出されているETF全体の総額に対して運用できる商品があった場合、その商品に投資していれば年率190%だった。と言う事です。まあ、そんなETFなど無いので投資出来ませんが、あったらみんな買うでしょうね。

それと同じでVTIは、米国株式市場全てに投資しているので、どの株がどうこうよりも米国株式市場に投入された総額によって評価されるETFです。どのぐらいのパフォーマンスなのか見ていきたいと思います。

 

分配回数・利回り

分配回数:年4回(3月、6月、9月、12月)

分配利回り:1.81%

S&P500と比較するとゼロコンマいくつで差がありますが、意外によい印象です。これだけ見ると「あれ、VTI結構いいんじゃね」とか思ってしまいます。なんせ、上場企業全てに投資しての利回りですからね。米国債短期、中期の米国債より良いですし。

 

手数料

0.03%

手数料も断トツ安いですね。0.03%以下になってくると10年投資で0.3%。20年で0.6%とほとんど気になりませんし。

 

基準価格の推移

VTIチャート

コロナの下げ幅で言えば、アップルショックと同じぐらいですね。月足で。戻りも2018年8月~2020年5月のラインがちょうど1口150ドル前後でそのラインにいます。米国市場の時価総額ベースで1口170ドルを付けているので、コロナ直前の段階においてその数値。今後、緩和マネーが再度、米国市場に流れ込めば180ドル、190ドル、200ドルは間違いないのかなと。ただ、それがいつかは分かりませんが、お金を刷った以上行き場所が必要です。直近、パウエル砲で下げています。VTIに関しては、コロナ前高値を更新せず。戻りスピードに関しては、多少遅かったかなと言う印象です。

VTI vs QQQ

VTIとQQQ

緑線:【VTI】バンガード トータルストックマーケットETF
オレンジ線:【QQQ】インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ET

一度、比較対象としてVOO(S&P500指数)も並べてみたのですが、選別するほどの差が発生しなかったのでやめました。もちろん、多少の差。5年で2%とかはでるので検討してみた方は並べてみてください(結局、まとめで比較しています)。

上図のVTIとQQQの比較では、やはり上げ速さと戻り速さがQQQは断トツかなと。VTIは、市場全体に投資しているので、戻りが遅い。これを考えると暴落の最中では、S&P500は売ってQQQに乗り換えたほうが戻りが早い。と言う事になります。

暴落→S&P500売却→QQQ購入→戻り売却益出し→S&P500買戻してリバランス

S&P500が好きな人は、上記のトレードも視野に入るかも。QQQが好きな人は、持ってても戻りが一番早いので余計なトレードやタイミングを計る必要なくキープできそうですね。つまり、長期運用であればホールドするのも1つの戦術になりそうです。

 

 

VTIのまとめ

VTI(バンガード トータルストックマーケットETF)を検討する前に、S&P 500の銘柄3種類を比較(IVV・VOO・SPY)こちらも読んで頂けると検討がスムーズかなと。パフォーマンス的には、ほぼほぼ同じです。でも、やっぱ載せておきましょう笑。イメージできないですもんね。

vtiとvoo

緑線:【VTI】バンガード トータルストックマーケットETF
オレンジ線:【VOO】バンガード S&P 500 ETF

直近1年のVTIとVOOです。VOOのほうが2%リターンがよいです。3年リターンでも見ても2%リターンがS&P500のがよいです。ただ、思うに何かの拍子で差がついた2%が固定化しているような印象なので、再現性は無いかなと。

と思って5年で見たらリターンに4%差がついていました。VTIとVOOならVOOのほうが微妙にリターンが良いかもしれません。これは、おそらく一般の投資家がS&P500を買っているからで、その分、上昇しやすい傾向分だけ上昇しているのかな。と予想してみました。さらに配当が0.2%~0.5%差が出ているので、それも関係しそうです。そう考えると細かく言えば、VTIではなくVOOになりますが米国株式市場全体かS&P500かであとは好みかなと。なので、ヴァンガードで選ぶならVTIとVOO。好みで選んでよいのかなと思います。配当利回りでも差が付きにくい。

但し、現在から10年スパンで見るとVTIがVOOを上回るトータルリターンに。トータルリターンベースで15%と直近5年だと負けるが10年だとVTIが買ってしまう。う~ん。どちらも下落率で言えば同じ規模で、戻りスピードは株式全体に投資しているので遅い。ショック後は、VOOで景気サイクルによる使い分けが必要かもしれません。

FIREで資産を増やすフェーズにある人は、VTIではなくQQQ。FIREが3~5年以内では、VTIと配当系へ徐々にシフトする形でも良いと思います。一生運用し続けるわけではありませんので、景気が比較的よいと思われる時にインデックスも売却していく必要がありますので、売りのタイミングもしっかり決めておきたいですね。

 

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