【VYM】バンガード 米国高配当株式ETFとは?

※数値は、2020年6月8日時点のものです

SPYD

もう少しマイルドでトータルリターンが数年単位でプラスの配当ETFが無いか探す旅が続きます。有名どころの【SPYD】SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETFとは?は、調べた通りでした。さて今回はどうなることやら。

VYMとは?

バンガード・米国高配当株式ETF(Vanguard High Dividend Yield ETF)は、FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指す。FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスは、FTSEグローバル・エクイティ・インデックス・シリーズ(GEIS)の米国コンポーネントの派生インデックスであり、高い配当利回りの銘柄で構成されている。

SPYDと異なるのが100%企業株式で構成されており、VYMには一切RIETが入っていないことから純粋な株式高配当銘柄になりそうです。

 

分配回数・利回り

分配回数:年4回(3,6,9,12月)

分配利回り:3.16%

利回り6%!!とか言っちゃうSPYDよりは、ずっとマイルドになりましたし、高配当ETFではイイ感じの利回りになってきました。そもそも、S&P500などの指数投資では2%以下ぐらいですから、それよりも1%上回っており「高配当ETF」と謳える商品になっているようです。

経費率

0.06%

高配当ETFとしては、高くもなく安くもない経費率です。

 

基準価格の推移

VYMチャート

2019年のアップルショックと2020年のコロナショックを入れてみました。アップルショックの時のVYMだと直近高値から戻りに1年かかっています。コロナショックでは、今後どうかなと言ったところですが急速に戻してきています。2019年の上げ相場でも約10%上げ。

VYMトータルリターン

VYMトータルリターン

5年の2つのショックを乗り越えて未だ40%をキープ。年あたり8%と良好です。直近のショックをふまえると1年前からで、利回り込みでとんとん。2年で見ると約2%と高配当ETFとしては、しっかりしているかなと言った印象です。

VYMの構成銘柄

1 JPMORGAN CHASE ORD 3.82%
2 JOHNSON & JOHNSON ORD 3.77%
3 PROCTER & GAMBLE ORD 2.96%
4 AT&T ORD 2.72%
5 INTEL ORD 2.55%

 

VYM vs SPYDの比較チャート

高配当ETFとして比較したいのは、おそらくこの辺ですよね。

VYMとSPYDの比較チャート
緑線:【VYM】バンガード 米国高配当株式ETF
オレンジ線:【SPYD】SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF

予想通りです。【SPYD】SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETFとは?でまとめた時にSPYDは、トータルリターンが数年単位でマイナスなので、VYMに負けるだろうなと思いましたが、コロナショック後にさらに大きく差が付き、1年のトータルリターンベースで18%程度の差がついてしまいました。上げ相場であっても差が付きますし、下落相場でも差が付きますのでどちらかを選択するとすれば明確かもしれません。

 

VYMのまとめ

VYMとVOOの比較チャート
緑線:【VYM】バンガード 米国高配当株式ETF
オレンジ線:【VOO】バンガード S&P 500 ETF

VYMのまとめとして、高配当ETFではないVOOも並べてみました。S&P 500の銘柄3種類を比較(IVV・VOO・SPY)にもまとめましたが、S&P500指数に投資する銘柄です。当たり前と言えば当たり前なのですが、高配当ETFであるVYMよりもVOOのほうが直近一年で10%ほどのリターンに差が出ています。年数を伸ばしてもパフォーマンスは、普通のS&P500への指数投資であるVOOが有利です。

高配当ETFで言うならSPYDよりもVYMになるのは、本ブログでも解説しました。株式のポートフォリオとして高配当を入れるかいれないかは、アーリーリタイアやFIREを目指すフェーズで異なってきますし、人それぞれの特性やメンタルにもよります。配当により生活資金を捻出したい。と言うゴールがあるのであれば、当初は値上がり重視のポートフォリオに。中期までに買い場があれば、高配当銘柄を組み込んでいく。

人によって異なるのはここからで、生活に必要な資金をインカムのみで得るのかキャピタルでも得るのかで、ポートフォリオが異なります。上がっている時にどさっと決済して、3か月、6カ月、12か月分の生活費を確保しポートフォリオに関しては、リバランスまで放置。と言うことが自分で出来る方は、高配当銘柄を入れなくても大丈夫ですし、そのほうがパフォーマンスはよくなります。但し、暴落した際には決済してしまうと量が減りますので、1~2年生活できる資金を予めプールしておく必要はありそうです。コロナショックにおいても決済せず、戻ってくるのを待ってるだけです。もしくは、プール資金の半分を突っ込むことですね。

対して、「上がっている時に定期的、もしくは見極めて決済し、生活費を得る」と言うのが性格、メンタル的に難しい場合は、中期のフェーズや最初から買い場があれば高配当銘柄を組み込んでいくのが有効です。暴落時は、どの銘柄も買い場であるのですが、購入目的が「インカムで生活費を賄うこと」となると株式ポートフォリオの一翼としてVYMが入って来るかなと思われます。

米国ETF投資におけるポートフォリオは、株式・国債・社債・RIETぐらいのセグメントですから、このうち株式への配分における分配銘柄かそうでないかを数値的に決めるイメージが良いと考えられます。株式高配当ETFと債券ETFは、同じ土俵ではないので比較はしておりません。配当で生活費を捻出するFIREであれば、是非とも検討したいETFですね。

 

追記

【SDY】SPDR S&P 米国高配当株式ETFとは?同じ高配当銘柄がありましたので、こちらもリサーチしました。結果的には、本記事でご紹介のVYMが良さそうではありますが、お時間あればのぞいてみてください。

 

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