ASD・HSPがコロナ下のオンライン飲み会にゾッとした話

コロナ前にカウンセリングやコンサルでZoomやSkype、LINEなどでオンライン面談した際には、全く気にならずむしろ「あ~これはいいわ。世界中どこにいても使える」と思ったものでした。むしろ、ビジネスもコーチングもこれで気軽にできると。

巷では、「毎日オンライン飲み会をしている」と言うニュースを見たり、SNS上でも「オンライン飲み会やりましょう!」みたいなものを見たりして、「ほ~面白い世の中になったものだ」と感じていました。

 

この時点では、急速に変わる人々の変化に驚くと共に妙に納得していました。そしてある日、それが恐怖に変わる瞬間が。

 

昔つながりがある仕事関係の人から、SNS上でオンライングループの招待が来た時の事。なんだろうと見に行くと「〇月〇日オンライン飲み会開催」とあるではありませんか。

組織にも属さず趣味のつながりもないような、友人が少ない私にとっては、グループでのオンライン飲み会の誘いは初めてでした。一番最後に呼ばれ、付け加えられたかのように、開催10分前に招待・・・・・(まあ、この時点で・・・と言うのはおいといて)。コロナ下とは言え、フットワークが軽くないとキツイ。それにそういった環境下では、気が進まない。

オンライン化で分断される一部のASD・HSP

HSPオンライン飲み会

属性として友人が少ない私がベースですので、普通の一般的な話ではない事はご理解頂きたく。オフラインの通常の飲み会は、場所の設定と日時の設定、参加者の設定が必要な為、ある程度段取りがあるのが一般的ですよね。

誘う人と誘われる人がある程度、最低限のコミュニケーションを行い成立するのが「オフライン会合」の特徴です。ところがコロナ下で自粛が前提の世の中になると、家にいるのがデフォルトになります。つまり、「この時間なら大体空いてるよね?」と言うコンセンサスが常にあるわけです。土日だって旅行に行くはずがない。と言うのが前提にありますので、夜であればだいたいの人は大丈夫だよね。となるわけです。

さらにオフラインなら〇時開催で。となるものがオンラインだと途中で来ることも全然OK。ルームに途中参加すればよいので、グループであれば多少遅れたところでリアルよりなんだかんだ言われません。

ここがある一定の層の人間にとって、苦痛です。例えば、オフラインでも5名以上の飲み会には参加しない。一緒に飲みたくない人がいる。なるべく余裕を持った日程を設定したい。この時間帯は飲みたくない。など、人によって距離をあける要素があったりします。

しかしながら、オンラインの場合、よりはっきりと意図が通じやすくなる。つまり、「それには出たくない」と言うのが相手方にはっきりとした形で伝わりやすくなります(HSP的には、そう考えてしまいます。大多数の人は、そんなの気にしないと思いますが)。

1度や2度であれば「他のオンライン飲み会あるから」とか使えますがw(言い訳も痛い)、コロナ下で使える理由は限られてます。「え、そこまで突き詰めて考える必要なくない?」と思うのが大多数ですが、HSP傾向がある場合、超気になってしまうのです。

「ああ、オフラインでもオンラインでも結局、分断されやすいんだな」と感じました。直前の誘いでも参加でき、誰からの誘いでも気軽に話が出来る人なら特別問題は発生しません。コロナ下によるオンライン移行で、人との距離はむしろ埋まり、これ以上ない距離感で崖っぷちに追い詰められる層がいる。そう感じゾッとしました。

 

HSPのコロナ下でのビデオ電話

HSPで一部の層では、「あなたの事は大好きだけど、その環境下では自分が疲れてしまう」と言うのが発生するのです。つまり、その人は好きで、話も合うし好きなシチュエーションも似ているから、旅行でも飲み会でもいける友達。しかし、オンラインでのビデオ電話がダメな場合も。

例え事前に約束をしても、どうしてもトランシーバー的な会話だったり、ビジュアルがあるのにセンサーが使えない。回線状況で途切れたり。とそう言った事がストレスに感じてしまいます。

中でもビジュアルがあるのにセンサーが使えないというのは、対面していれば色々な仕草や表情、口調や雰囲気から統合して物事を把握できるのに対し、画面上では、不確かな要素が強すぎて雑音と言うか雑像なのです。映像が邪魔なんですね。それだったらグループ電話で良いよと。声だけで誰か分かるし、そのほうが声だけに集中できる。

つまり、コロナ前では、使えていた能力・頼っていた能力がビデオ電話では使えなくなり、逆にその特性が負担になるのです。分かりすぎる事、感じすぎる事がストレスだったのに、今度は、分からない事・感じられない事がストレスになるのです。

コロナ前では、会う人数を絞る。会う環境を調整する事で対応出来ました。しかしながら、ビデオ電話では調整がなかなかできません。かと言って、ビデオ電話が出来ないとなるとウィズコロナ時代では、大きなペナルティとなります。

 

ウィズコロナで生き抜くHSP・ASD

ASD・HSPのオンライン飲み会

個人的には、ASD傾向もある為、HSPだけではないので複雑ですがウィズコロナ時代を考えた時に、グループによるオンライン飲み会にどう対処するか。そんな仰々しい話題でもないのですがどうやったらストレスを削減し、不要なセンサーをOFFにし、リラックスして対応出来るかなと考えてみました。

ビデオ電話対応環境の準備と常設

「今からビデオ電話しよう」と言った時に、タイミング的に億劫に感じてしまうので、なんでだろうなと考えました。これは、ASDのほうなのですが自分のスケジュールやタイミングをずらされるのが嫌です。特に「今日〇〇時」と言う予定が当日入るとかなり億劫です。それを深堀するとそれに対する準備や意識を事前に用意する必要があるからなのでは。と仮定しました。

当日ビデオ電話による飲み会や仕事が入っても、対応可能なように自宅の環境の一部分に、ビデオ電話が個人的にリラックスして出来る環境を設ける事で、即時対応出来そうです。その環境が既に用意されていれば、いきなりその必要性が生じてもストレスなく対応が出来ます。

普通の人が聞いたら「アホだな~、何を大袈裟な」と言われそうですが、自身の特性を理解し、前向きに適応して生きていくにはこういった事が必要だったりします。安心感のルーティンと言えるかもしれません。ゲン担ぎにも近いです。

 

ハード(機器)の最適化

スマホを使ってビデオ電話するのと、デスクトップのディスプレイでビデオ電話するのでは、やはりモニターを使ったほうがストレスが少ないような気がします。これはたぶん個人差があると思うのですが、モニターのほうが大きいので映像の情報が取りやすいです。

オンライン飲み会だとサシの場合は、スマホでビデオ電話で十分だと思います。この場合もスマホにヘッドセットを接続するのが結構おススメです。ヘッドセットを付けると家の中での雑音はカットされ、相手側の音声だけに集中できます。

ただ、慣れてしまうとすごくいいです。さらにマイク付きのヘッドセットだと、こちらの家の中の雑音は相手に届かず、音声だけを送りやすいです。指向性があるマイクって事です。ちなみに個人的には、PS4で使っているヘッドセットを使っています。

さらにデスクとチェアーでやるのか、座ってテーブルでやるのか。体勢も意外にトークに集中する為に効果を発揮しますよね。ビデオ電話で終わり際が微妙で終電も無ければ、2次会も無いので「もう疲れた辞めにしたい」と言う意思表示がしにくいのもあります。

個人的には、Yogiboみたいなビーズクッションでリクライニング状態で、飲み物とつまみを用意の上、オンライン飲み会に参戦するのがベストな状態になりつつあります笑。

 

家族への告知

もし、同居の家族がいるなら事前に教えておいたほうが良さそうです。やはり、オンライン飲み会と言っても家族が変な恰好で出てきたりしても困りますよね。それにスマホでのビデオ電話だと、音声も拾ってしまうので、恥ずかしい内容が音声に入る事もなくなります。これも踏まえてヘッドセットがおススメなのです。

あとは、終了目安時間も教えておけば、自分の部屋でやってても途中で参戦者が現れる事もなく集中して出来そうです。

 

ASD・HSPのオンライン飲み会まとめ

コロナの影響で、普通の人には考えられない課題がASD・HSPなどで発生しています。私が感じた事以外にも感じている人たちがいると思うと、恐ろしいです。これまでリアルな世界で徐々に研究内容を理解し、自身を分析して適応していたASD・HSPの人達。また多くの事例がリセットされそうな昨今、人によっては特性が逆に有利に働いている人もたくさんいると思います。

対症療法も人によって合う合わないがありますが、多くの情報を共有、発信していくことで誰かの助けになると信じています。もし、コロナ禍による新たな影響が出た話がありましたら、コメント欄からお教えください。私の助けになるかもしれませんし、誰かの助けになるかもしれません。

こうしたテキストは、読みたい時に何度でも読めるからいいですよね笑。そして、進化してそれに適応するとこれが昔話に。

 

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