「デリヘルドライバー」を読んでの個人的な感想

デリヘルドライバーデリヘルドライバー【Amazon↗】

 

Amazonのおすすめか関連書籍で出てきたのかな。何故、この本を買ったのか忘れてしまったが、全く縁の世界だったので購入してしまった。部屋の本棚に本書をしまい、あと読みしようと思っていたが子供に本書のタイトルを読み上げられてしまい、「これはまずい。早く読まねば」と読む順番が早くなる本書・・・。

デリヘルを呼んだことが無い自身は、ちょっと童貞を告白するようで少し恥ずかしいという、なんとも微妙な表現と感覚。男たるもの。的な考えもよぎるが世の男性のどのぐらい性風俗の経験があるのかは未知。ただ、あっても無くても私のように関係の無い人間もいるので、個人的には分からない世界だ。

少しでもこの界隈の現状がどうなのか。興味本位で買った一冊だ。妻にもバレたがからかわれるのが関の山。

 

内容紹介

男たちの欲望と
女たちの切ない思いを乗せて。
東京の夜を走り続ける男たちの真実。

デリバリーヘルスは、ほとんどが夕刻から早朝にかけて営業される。文字通り夜の闇に覆い隠されているとも言える。そんな闇に包まれたデリヘルの内情を、誰よりも肌で感じているのがデリヘルドライバーたちだ。バイオリン学生コンクール日本一、ヤクザ、闇金、プッシャー、風俗店経営者、元女性で性転換の後にデリヘルドライバーに……

さまざまな道のりを経て、デリヘルドライバーという職業にたどり着いた9人の男たちのドラマ。デリヘル嬢たちは自分と自分についた客しか知らないが、彼らドライバーは多数の女性を乗せ、さまざまな街から街へと走り、多種多様な客へと送り届けている。欲望が満ちた夜の中で、デリヘルドライバーだけが確かなフィジカルを持ち、自分の腕でハンドルを握り、自分の足でブレーキとアクセルを操り、確かな現実世界とデリヘル嬢を乗せ客の元に走らせている。そんな世界の中で、デリヘルドライバーたちはいったい何を見て、何を感じ、何を思うのか。また、この実態のない夜の中で、彼らは何を見て何を獲得したのだろう。それは本書に登場する九人の男たちが明らかにしてくれるはずだ。

 

【目次】
Prologue ~東京の闇を駆け抜ける者たち~
第一章「桜」
第二章「スピードが命」
第三章「八つの携帯電話」
Intermission ~坂道~
第四章「Bボーイ」
第五章「最後の記憶」
第六章「夜の魚」
Intermission ~テーマパーク~
第七章「凄み」
第八章「バイオリン」
第九章「間違い電話」
Epilogue ~デリヘルドライバーたち

出版社からのコメント

客側との接点が少ないデリヘルドライバーたち。本当に存在しているのか。どのような人物なのか。どのような人生を経てきたのか……
バイオリン学生コンクール日本一、ヤクザ、闇金、プッシャー、元女性……さまざまな経歴な人物が本書では登場してくれます。彼らは決して特殊な人たちではなく、私たちと同じく額に汗して働く男たちです。彼らが語る半生は、目まぐるしくもありドラマにも満ちていて、私たちを惹きつけるものであるといえます。

内容(「BOOK」データベースより)

ヤクザ、闇金、元女性、バイオリン日本一、プッシャー…さまざまな経歴を持つ彼らは、今日も夜を引き裂いて走り続ける。彼らはどんなきっかけで、どんな人生の道のりを経てこの職業にたどり着いたのか。寝静まった夜の街で繰り広げられる物語。

著者について

1958年神奈川県川崎市生まれ。國學院大學文学部哲学科卒。ヌードグラビア誌編集者、アダルトビデオ監督、音楽PVディレクター、グラフィック・デザイナーを経て、現在はライター。また、2013年より世論社にて出版業務にも携わる。著書に『猫の神様』(講談社文庫)、『エロ本 黄金時代(本橋信宏氏と共著)』(河出書房新社)、『東京ノアール~消えた男優 太賀麻郎の告白』(イースト・プレス)、『アダルトビデオジェネレーション』(メディアワークス)などがある。

 

9人の話だがある傾向に気付く。偏見にも違いないので、個人的な感覚とすれば「紹介」が多すぎる。本書で良く出てくる誰々から声がかかって。誰々に連絡したら誘われて。など、自らこの職種を求めてたどり着いたわけではない。と言うのが当たり前かもしれないが、傾向として見て取れる。

そうか・・・まず自分の中で「誰もやりたくない仕事だけど、仕事が無くて」と言う感覚が無かったのに気づかされた。何故なら「嫌だったらやらない」だろうし、「嫌ならやめれば」いいだろう。と考えるのが当たり前になっていた。

 

やらざるを得なくなった理由も後付けであるだろうが、やる選択をしているのが何故なのか。それは後付けなのか、本心なのか。色々あるだろうが、アンダーな仕事は、アンダーな仕事人で回る。一度アンダーにいるとそこからは、なかなか上がれ無さそうだなと言うもの感じる。まるで麻薬ように引き寄せられ、その界隈でぐるぐる回るような。

 

将来的には、この仕事は無くなる。自動運転になれば、自動運転のウーバーあたりがデリヘル嬢を運ぶだろう。そうなった時に、本書は古典的な価値が出るのかもしれない。デリヘル嬢のメンタルケアと言う点では、デリヘルドライバーが必要だ。ただ、デリヘルドライバーがマネジメントに長けているとは限らない。

ただでさえメンタルやられそうな仕事なのに。

 

お店での待機も将来的には、少なくなるだろう。全国どこにいてもデリヘルがやりたきゃ活動出来るスキームが出来るはずだ。1つの店舗にとどまる必要はなく、好きな時に好きなところで好きなだけ活動すればいい。それに自動運転も合わされば、この業界としては、技術的にもピークを迎える。

メンタルの維持がどうなるか分からないが、デリヘルの限界点がもうすぐ見えている。生身の人間が行く以上は、実際に移動するしかないが管理・運営は、究極的に自動化される。ネット上での売春行為が違法だが、デリヘルが生き残っているのは不思議だ。性風俗をある程度活かしているのは、性犯罪抑制もあるだろう。完全にゼロにするには、反動が大きすぎる。

 

法律を無視すれば、やはりデリヘルのインフラとなるアプリが出来上がれば、万事解決する。中間マージンを搾取する輩がいなくなり、デリヘル嬢と顧客間の関係で成り立ち、顧客は本人確認を行い、すぐに刑事で引っ張れるようにしておく。デリヘル嬢も顧客を評価すると共に、客もデリヘル嬢を評価する。そういった市場が形成されると健全性?と共に効率化が図られる。

病気の第三者機関チェックもそのアプリ経由で行えば、さらに進化出来る。決済もアプリ上でエスクローすれば問題が無い。延長もオプションもあとでも前でもアプリですればよい。緊急通報もアプリ連携にすれば、GPSと警備会社か警察と連携すれば安全性も担保出来る。

 

このようにアプリが出来てしまえば、全国に点在する警察の労力も低減できる。しいては、税金の無駄遣いも減るわけだ。みんなに多くのメリットがあるはずだ。

本書から見るデリヘルドライバー界隈からの今後の展望を妄想してみたが、出来そうな事はたくさんある。

 

 

 

単行本: 280ページ
出版社: 駒草出版; 四六版 (2017/11/16)
言語: 日本語
ISBN-10: 4905447879
ISBN-13: 978-4905447870
発売日: 2017/11/16
商品パッケージの寸法: 18.8 x 12.8 x 2.5 cm

 

 

 

 

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