コロナ前後の海外移住・教育移住と永住権

2020年1月から1か月弱。家族で海外移住・教育移住する為に相当本気で調べました。その過程で見えてきたものがありましたので、少しでも皆様の参考になればと思いシェア。

海外移住を決めたきっかけ

教育移住と海外移住の永住権

ADHDならではの突発的な行動ではあります・・・。それはさておき、実質的には、我が家は金融資産からのインカムやキャピタルで家族を養って行けるぐらいに到達していた2019年。やっぱり、幸せに暮らすあまりに「このままでよいのだろうか」と言う想いが沸々と沸き上がります。

私自身がなんちゃってシリアルアントレプレナー(連続起業家)として、4社立ち上げ実質3社EXIT(二束三文で)していますので、そもそもゼロイチの人間。その人間がなかなか大人しく暮らし始めるのは、正直難しかったのかもしれません。

「今、きれる手持ちのカードは何だろうか」と思ってしまいました。普通はきれないけど、この家族ならきってみても面白いカードって何だろう。この考えがもはやぶっ飛んでいるのは承知の上です。

個人的に英語が出来たら、世界中のWebサイトや論文、本、映画が見たり聞いたりできるのでいいな~と思っていました。知的欲求を満たすには、非常に都合が良いのです。それに日本で起業する必要もありません。英語が出来れば法律や条文なども読めますし、利用規約や契約書だって問題ありません。(ちなみに私は英語が全くできない中学1年レベルです)

その結果、子供を幼稚園の頃から英語のスクールや教室に入れつつ、小学校でも継続。つまり、自分自身の足りない部分を子供には、教育と言う名目で押し付けていたのです。さらにこれまで5年以上やっていたので「ある程度、英語が出来るようになっているだろう」と言う思い込みで、「海外移住でもして、日本ではない外国の文化や英語を勉強し、近隣国へ旅をするのもいいな」と考えるように妄想していました。

そうです。海外移住をふとしよう。と思ったのは、表向きは教育移住が目的でした。つまり、夫婦や子供の為と言うよりも、子供の為になると思った親のエゴですね。これが海外移住を目指したきっかけです。

 

海外移住する国の選定

まず、投資家ビザ以外は、初めから考えていませんでした。色々各国を調べていくと、学生ビザなどでは、公立でも学費が発生したり、現地生活での柔軟性が低く、親が一緒に行けなかったりとややこしいので「ないな」と思っていたからです。その為、投資家ビザに限定し、英語圏で各国のビザ要件を調べていきました。以下、検討順に個人的見解を列挙していきたいと思います。

アメリカ

アメリカ永住権ビザ

まあ、定番でしょうね。永住権で海外移住となれば、アメリカ以外ないでしょ。みたいな。それにアメリカで起業出来たら面白いと思いますし、私の挑戦者魂をくすぐる国でもあります。永住権について調べていくとEB-5とE2が投資家ビザに近いものだと分かりました。

EB-5ビザ

簡単に言うとアメリカが指定する投資案件に数千万円投資し、ある一定の期間と内容をクリアした場合、ビザを発給する。と言うものです。この投資案件自体がまず1,000件以上あり、1つ選ぶためにその分析を英語でするには、英語力が必要です。私には無理(時間や根気、コスト)だと思いましたし、エージェントを挟むと言ってもポジショントークの見分けがつきません。

EB-5で申請したものの、2年も待ってビザがおりない。もしくは、2年経過して3年目や4年目で打ち切りになっても困る。と思い、私は断念しました。何故なら子供が既に小学校高学年で、中学入学前後もしくは、中学生で渡米するのは英語力、精神力的にギャンブルだなと。それにビザのせいで家族を振り回すのはちょっと違うなと。

一気に「ダメな理由」を探しまくり、アメリカのEB-5は諦めました。ここでポイントなのが、教育移住の永住権取得においては、子供が2年生以下であり、1億円ぐらいの死に金なら問題ない。と言う方であれば、EB-5を申請しておいて、決まったらNYでもCAでもハワイでも移住すればよいです。さらに言ってしまうと金と時間があれば、2案件、3案件やっても良いのではないでしょうか。

ただ、そこまでお金があるなら後述するE2ビザでも良いのかなと思います。捨て金にしては、1億もかかりません。このEB-5の投資は、リターンが上がるのも一部あります。つまり、利息がついて戻ってくるという事です。逆に1円も戻ってこない案件もしこたまあります。だから、ギャンブルビザなのです。実際にEB-5で統計的に申請者数に対して、グリーンカードが取得出来た人数はどのぐらいなのか。知りたいものです。

さらに申請時点で投資が必要なのもポイントです。他国では、ある程度進んだら。許可が下りたら払い込むのが一般的です。

E2ビザ

これは、イメージ的にアメリカで起業ないし、現地企業をM&Aするタイプです。投資は投資なのですが、非常に事業よりのビザです。それに永住権ではなくて、最大5年で2年や3年毎に更新できるよ。みたいな感じで事業をやっている限り、とりあえずアメリカにいて良いよ。と言うビザです。

このビザの子供は、公立にも入れますし現地生徒と同じ額で学校にもいけます(学校や州で異なる場合もあります)。よって、永住権とは違うのですが、EB-5でギャンブルと時間をかけるより、数か月でE2ビザを取ったほうが早くアメリカへ行けるのです。

但し、この場合は、本当にアメリカで起業しお金を数百万から数千万使わなければなりません。M&Aであっても、起業家なら分かると思いますが買収には、相当な知識とビジネス感覚や業界知識が必要になります。それを英語でやるわけです。現地の法律や慣習もあります。

E2ビザに関しても1度取れたら絶対安心。と言う事ではなく、ぼちぼちやる必要があります。個人的にもうチームを組むビジネスには、興味がまったくないですし、他人の面倒を見るのもお腹いっぱいだったので、現地社員のマネジメントもビザの為にやるのは、本当に本末転倒です。よって、このE2ビザも除外しました。

アメリカの永住候補地

これは余談ですが、本気で検討していた場所は、カリフォルニア州にあるオレンジ郡アーバインです。GoogleMAPで見れば分かりますが、国際空港もまず近く、学術都市で治安も割とよいほう。晴れの日も多く、海も山も近い。私たち家族にぴったり合いそうな場所でした。一戸建ても1億ちょっとで買えます。しかも全部アメリカサイズ。夢は広がったものでしたがあえなく夢のままとなったのでした。

 

カナダ

カナダ永住権ビザ

アメリカがダメなら近いカナダで永住権を・・・まあ安易な考えですよね。しかし、私が調べた時には、既にカナダの投資家ビザによる永住権は、募集を終了していました。おそらく2019年に募集された投資家ビザが最後だったのではないのでしょうか。以後、カナダでの投資家ビザによる永住権が再開されるか全くの未知です。こうして、カナダの永住権は、諦めました。

 

イギリス Tier1

イギリス永住権ビザ

イギリスのTier1投資家ビザは、英語力が必要で最初からダメでした。ここで、金だけじゃなくて英語力が無いと取れないビザがあるのだなと勉強したものです。金額的には1億5千万程度と英語力でいけます。ちなみにイギリスの英語力で思い出しましたが、アメリカなどは学士以上と言う学歴が必要なビザもありました。オーストラリアもポイント制で学歴がポイント加算になるケースがあります。

個人的に大学中退で最終学歴高卒なのですが、「ああ、ビザに関して学歴が必要となる国もあるんだ」と思い、子供に「なんで大学に行く必要があるの?」と聞かれたら「行きたい国のビザを取得する為に学士の学歴が必要だからだよ。未来の事は分からないけど、行きたい国に行けるように大学は行っておいたほうがよいかもね」と言う答えが1つ増えたのです。

 

ニュージーランド

ニュージーランド永住権ビザ

NZに関しては、申請から2~3年かかる事で永住権はボツでした。その前にNZも投資家ビザに英語力が必要とされおり、IELTS3.0が必要となります。中学レベルでほぼ誰でも取れるらしいのですが、取るまでもなく、子供の進学を考えると遅かった。惜しい。自然と言う面で個人的には、カナダに匹敵するぐらい好きな国です。

 

オーストラリア

オーストラリア永住権ビザ

最終的にオーストラリアの投資家ビザで申請をかける事になりました。英語力は不問。お金と事業実績。もしくは、お金だけで申請出来ます。投資家ビザには、資金に応じて3種類あるのですが一番安いもので1億円の投資が必要です。ポイント制ですので、経営者や何かしらのプロフェッショナルであると有利です。その前にそもそも余剰資金としての1億円が必要なのですが、相続リッチ・世襲リッチなど普通の人はポイント制で所定の点数まで行かない可能性があります。その場合は、最上級の10億円で永住権申請すればポイントは必要ありません。

 

フィリピン

フィリピン永住権ビザ

個人的には、フィリピンの永住権もどきが一番好きでした。まず、必要なお金は数百万と他と比べ物にならないくらい安いのです。さらに1か月の滞在で取得できます。ただ、調べると教育移住で取得するフィリピンの永住権は、あまり意味がありません。と言うのも教育移住で永住権を取得する目的の1つ。メリットの1つは、やはり学費のカットです。居続けられることも勿論ですが、永住権=学費免除(現地人と同じ扱い)と言う利息がほとんどの国で付くのです。

日本でインターナショナルや英語のスクールやツールを使うより、英語圏の治安がよい公立学校に入れ、英語を習ったほうが学費もかからずむしろ、日本でそういった教育をするより経済的なリターンもあるからです。フィリピンの場合で外国人が学校に行くには、私立でお金もピンキリですが月10万円ぐらいかかります。

フィリピンを見送った理由の1つが妻の反対・・・。アジアの感じが苦手で最後まで反対でした。まあ、こればっかりは家族で相談なので仕方がないですね。やはり、海外移住は、子供も含めて家族全員のコンセンサスが必須になります。

 

永住権のエージェントとブローカー

エージェントやブローカー

私が各国の永住権を移住や教育移住に関係する、エージェントやブローカー、移民弁護士、移民書士に聞いて回った感想としては、人によって玉石混載。詐欺まがいの輩も多くいました。実際に私は、勉強だと思って相談料だけで総額50万円使いました。みな、言う事が違うのです。そして、「この情報は有料。この先の相談は有料」などとまるで雑誌の袋とじのようなビジネスをやる日本人も多かったです。

noteでの永住権情報では、素晴らしいセールストークにのせられ、5万で購入しましたが全く参考になりませんでした。「私はこの方法で1,000万かけずにビザを取得した」みたいな内容で結論としては、このnoteで情報販売している輩のスペックでないと、その方法は使えないというオチでした。簡単に言えばこういう事です。「あなたもこれで永住権取れますよ」とうたっておきながら、購入後の秘密の内容に「但し、外資系勤務経験あればね」みたいな感じです。

なので、もしあなたが海外移住を考え、永住権を取得しようとした時にやってはいけない事は、安易に無料相談と有料相談をしない事です。全ての情報は、ほぼネット上に書いています。なので、まずはネット上の情報をさらってみるとだいたいわかるので、どうしてもつぶせないところぶつけてみると良いです。

私が依頼しようとしたビザのエージェントは、こんな事がありました。実績があるか聞いてみたんです「Aビザで年間何件ぐらいやってますか?」「Aビザなら年20件ぐらいです」と言う回答にも関わらず、ふたをあけたら「Aビザはやったことありませんでした。Bビザでした。」と言うのも発生しました。これは、ビザは生もので目まぐるしく内容が変わる国も多いのと、1つのカテゴリの中に複数のビザがあったりでややこしいです。

それと冷やかしが多いのか、外国文化なのかメールの返信が途中で無くなる事が本当に多かったです。1回目2回目は普通に。その後音信不通。計20社ぐらい問い合わせしましたがその2つぐらいは、Webサイトはあれど反応なし。その5つぐらいは、途中で回答終了。そんなレベルです。

 

また、ここで気付いたのが「アメリカ以外で英語が出来ない人間が投資家ビザで海外移住は、事例が超少ない」と。なので、そもそも海外移住の投資家ビザ申請が少ないので、業者側にもノウハウがたまらない。そして、進めた挙句、条件を満たしていなくて金にならない。そんな事が続くから、こうなってしまうのだろうな。と感じました。

そもそも英語が出来れば、海外の移民局ホームページに全て書いてありますし、自分でアカウント作って申請できる国が多々あります。英語が出来れば、エージェントやブローカーの費用も不要で一番確実です。

訂正します。海外移住や教育移住での投資家ビザなら、英語が出来る人は直接やるべき。英語が出来ない人は・・・英語が出来る人に頼んで、現地の移民書士か移民弁護士に直接アプローチする方法が良いと思います。もしくは、現地の資格を持つ日本人ですね。エージェントやブローカーは、挟む必要は個人的に極力必要無いと思います。

何故なら、日本で法人登記を依頼するなら司法書士に任せればよいですよね?その手前にエージェントが入ったら、どれだけ高くなり、仕事が遅くなり、情報が不確実になるか。火を見るよりも明らかです。

余談:アメリカE2ビザのブローカーたち

実は、ハワイに移住したい金持ちは、永住権や長期滞在できるビザが欲しかったりします。私も実際にお金を払いましたが、一瞬でビジネスモデルが分かってしまい、「こりゃヤバいトラップだな」と思ったものです。E2は、自分で起業するか、現地企業を買収して資金を使うかの2種類のスキームがあります。ここでヤバいのは、M&AスキームでのE2ビザです。

英語が出来ない人は、絶対に使ってはダメです。お金を吸い取られて終わりです。まずは、買収案件。全て英語です。現地のマネジメントから全て英語です。英語が出来なければ、全て人を挟むしかありません。しかも、エージェントやブローカーのビジネスリテラシーが高くないと、英語が出来るだけで役に立ちません。

また、ちょっと前まで多くの芸能人が飲食店やショップでE2を取得するように、紹介であれば身元や保証もあるので大丈夫でしょう。日本人から買う場合のがまだマシかもしれません。ただ、これ以外の案件は、玉石混載となります。

M&A→ロクな案件がない

普通に日本で考えてみてください。国内のM&A案件のリスト見て、ピックアップ。その後、NDAを締結し資料をやりとりします。日本語ならどんどん進められますが、これが英語だと翻訳やら確認やら手間が多くかかり、必然的に良い案件は逃げていきます。同着であっても片方はアメリカ人。片方は外国人ならどちらに売るでしょうか?もちろん、価格が高ければ売りますが、手続きにも時間がかかるのが外国人です。よって、M&A案件ではロクな案件が回って来ないと言っても過言ではありません。

良いM&A案件では、まず人脈で消費され、外に出ていっても優良案件ほどすぐ決まります。ちんたらしたブローカーに探してもらった案件が良いとは限りませんし、あったとしても時期によるでしょう。よって、不確実性がかなり高いです。

M&A後のトラブル

これは、有料で話を聞くとE2ビザのM&Aスキームに関して皆さん違う事を言うので、「こう聞いたのですが実際どうですか」とよく聞いていました。そこで聞くのは、E2でビザが取れてもその後の経営的なトラブルです。飲食店で買収が完了したら社員が辞めていった。ショップが近隣とトラブルになっていた。契約書の確認不足でリース期間が長期残っていた。などなど、わんさか失敗談が出てきたのです。

これを聞いた私は、「あ~ビザは欲しいけど、やっぱり家族をビザで振り回すのはよくないな」と強く思うのでした。但し、成功している人も多いので実際に統計データがない以上、このスキームの明確なリスクが数値化できるわけではありません。つまり、こういう事です。英語が出来ない奴がアメリカのE2ビザで行こうと思ったら、10億以上の純資産があり1億捨てても教育移住できるようなご身分でなければ、難しいという事です。

 

コロナ前後の投資家ビザ

投資家ビザ

これは本当に運命と言うか、永住権申請直前に投資家ビザの受け付けが停止。白紙に戻りました。既に書類も苦労して用意し、この過程で脆い人間関係が露わになり、ズタズタになりながら集めた書類・・・。勉強になりました。

世界各国の移民書士、移民弁護士の話を総括すると「中国人による投資家ビザ申請が凄すぎる。全申請の9割以上が中国人」。と言う事でした。どこの国でもそうなのです。中国の14億人の人口で中流家庭の上級クラス以上では、3億人近い人々がおり、その何割かがこぞって家族ごと海外へ移住する人間が多いのです。

国民の1%が毎年海外移住をしたとすると日本では120万人。中国では1,400万人となりますが、私が申請したカテゴリでは、年間数人である旨が移民局ホームページに書いていました。つまり、こうして記事を書いているものの、ドンピシャな人と言うのは、日本で数人と言う事になります。これに非常に危機感を抱きました。

ビフォーコロナでも中国では、海外移住や教育移住が永住権を取得し、家族ごと引っ越すのが珍しくありません。アフターコロナでは、移住のマグマが溜まり、これまで以上に移住を望む中国人が増えるでしょう。そして、各国は中国人からの投資家ビザ申請にげんなりしつつも、枠を作る限り受け入れざるを得ません。また、州や国にとっても投資家ビザで来る人間は、雇用を奪わずお金を持ってきて消費するので、ウェルカムな人間です。

直近だとフィリピンの珍しい永住ビザプログラムが日本人限定でしたが、ついに中国人や韓国人へも開放されたと聞きます。おそらく、あっという間に中国人によって申請枠が埋まる事でしょう。

実際、アフターコロナの投資家ビザまわりは、各国でどうなるか分かりません。ただ1つ言える事は、各国ともに金融的にダメージを受けており、人口増加に陰りがある国では、積極的にまた投資家ビザの発給が進むと考えられます。しかしながら、ウィズコロナとなった場合においても就労ビザ、学生ビザよりも投資家ビザが再開優先である事は、はっきりしていると考えらえます。

ビフォーコロナの投資家ビザは、はっきりいって素晴らしいものでした。金額も少なく要件も低い、時間もかからない。まさに投資家ビザのバブルです。2019年、投資家ビザのバブルが崩壊。おそらくもう2度とこれまでのように、容易くはならないでしょう。それが示すところは、より日本人が海外移住の選択肢、カードが持てなくなるという事です。この話だけで1記事書けそうなので別の機会に、「海外へ出る日本人が少なくなるとなぜマズいのか」を書こうと思います。

 

アフターコロナの海外移住と教育移住

家族移住で教育移住

ここまで語っておきながら、子供達とコロナで自粛して60日経過するところ考えが変わりました。海外移住と教育移住は何のためか?理由は色々あると思います。

  • 相続税をゼロにする
  • 所得税、住民税を下げる
  • 英語を身につける
  • 子供にあった教育環境
  • 外国の気質を身につける
  • グローバルな友人、人脈をつける

などでしょうか。タブレットでの勉強。ビデオ通話でのレッスン。これが一般的になりすぎて、英語勉強はビデオ通話とYoutubeで十分な時代になりました。ビデオ通話とYoutubeで勉強し、実践を国内のネイティブで試す。これで十分だなと。本人のやる気次第でどうにでも出来るような時代になっています。

教育環境についても、今では通信高校が充実してきて選択の余地が生まれています。スクーリングが必要なければ、海外の高校とダブルスクール。もしくは、世界を旅しながら通信で勉強。と言ったスタイルも可能です。よって、子供の特性に合わせて積極的にこれまでの「学校のスタイル」に迎合する必要は無くなりました。

小学生や中学生の義務教育であっても、通信教育でサポートしながら、必ずしも毎日椅子に座りに行く必要性が高くは無くなります。個人的には、転勤族であった事もあり、小学校の友人で連絡をとりあっているのは1人。中学校では0人。高校0人です・・・。教育移住で首尾よく友達が出来、その後、世界どこへ行っても関係性を維持出来れば、海外の友達に会いに行ったり、ビジネスでのつながりが出来るかもしれません。個人的には、大学を途中で辞めましたが大学の友人が結果的に一番多くなっています。

そう考えると必ずしも教育移住で良好な友達が出来るとも限りませんし、良好な友人関係を維持できるとも限りません。さらに友達の親が石油王。などと言う人脈も必要とは限りません。これもハワイのブローカーが言っていました。「教育移住は人脈を買うもの」。人脈・・・その子が優秀であれば、正直人脈も要りません。なぜなら人脈など無くても富を築き、幸せに暮らすことが出来るからです。また、その過程で人脈は後からついてきます。逆に優秀で無かった時、友達だからと言って雇用するぐらいでしょうか?

無論、人脈が無駄だとも言いません。「あの人のお陰で救われた」と言う話はよく聞きます。逆に「人脈なんて役に立たない」と言う幸せな人もよくいます。

その優秀な子の出来損ないの友達。と言う事で関係性が維持できるのでしょうか?友達なるのもある程度、バランスが取れないと続かないのかなとも思います。いずれにせよ、ボーディングスクールに入れてその人脈を狙う。ぐらいなら一定の価値があるかもしれませんが、海外移住だけでは、人脈云々は怪しいものです。人脈どうこうではなく、子供にとって人脈が必要なタイプなのか、必要ではないというか維持できるタイプなのか。と言うのもあるかもしれません。さらに親の影響や遺伝子的なものもあるでしょう。

よって、投資家ビザで海外移住や教育移住を検討する層であれば、どんな要素であれ、国内で代替できる時代になったのでは。と言うのが結論になります。コロナがあった事でそれに気付きました。今は、海外へも渡航出来ませんが、長期の休みは全て海外。それ以外は、通常の教育とツールを使った学習。その後、高校での留学や大学留学で十分かなと。

 

海外移住と教育移住のまとめ

家

子供の教育感の行きつく先は、みな同じなのか分かりません。ただ、みな子供の事を思うが故、また親の失敗や成功体験をベースにしたエゴ。そういったものを子供に託そうとします。

おそらく、全ての親の想いは、子供に幸せに暮らして欲しい。この一点だと思います。それには、どういった状況でも幸せに暮らすマインドなのか。幸せに暮らすための能力なのか。それは分かりません。年収300万や400万で幸せに暮らしている人がいる。資産が何百億あっても幸せに見えない大人。色々です。

突き詰めていくと国語力。自己分析能力。知的好奇心。暗記力。いずれも遺伝子的要素が強い部分であり、生まれた時からある程度の幸福は決まっているのかもしれません。そして、運もあるのかもしれません。

成功者には、抑圧された期間があると聞きますが、それも必要なのか分かりません。必要だとしてもあえて抑圧する必要があるのか難しい問題です。

結局、突き詰めていくと、いつでも必要な環境を大学までは揃えてあげられるだけで十分なのかもしれません。海外移住するから成功するわけでも、幸せになるわけでもありません。教育移住で失敗しても戻って来るだけかもしれません。

そう考えると子供を信じる。必要なスキルは、トレーニングをし、情報はしっかりと提供する。そのうえで子供自身の決断で学んでもらうだけで、十分かなと。カードがあるばかりに、それを切ろうとしてしまった事に多少反省すると共に、子供を信じ、サポートする事に徹しようと思った出来事でした。

海外移住や教育移住を検討するにあたり、勉強になったのは親だった。と言う結末・・・

 

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