FIRE家族のコロナ自粛90日間

FIRE家族のコロナ90日間

アーリーリタイアして1年が経つ頃、コロナが到来しました。2020年1月。中国での不穏なニュースがちらほら入る中、個人的にはスキーへ行きたいとムラムラしていたところでした。後は、所得税の納税が迫っており、どう納税資金を確保するかも検討していた時期です。

おそらく多くの納税者がこの時期に納税資金を確保する為、金融資産を売却していることから、暴落前にある程度売り抜けれたのかなと個人的には考えています。昨年、私も納税資金をただ単に銀行口座へ置いておくのがもったいないと思い、なるべく元本確保が出来ればと選んだ商品が2月時点であがっていたので、うまく納税資金からもキャピタルゲインを得ることが出来ました(下がっていたら長期投資しようと思って、借入も検討していたので、S&P500だったわけですが・・・直前で上がり切ったのは運ですね)。

さて、今回は、第一波を乗り越えた貴重な90日間自粛生活を振り返り、子供たちの変化や私たちの変化などもログにしておきたいなと思います。

 

旅行の予約タイミング

これも人によって考え方は、様々ですよね。うちの場合は、FIREしてから子供の予定優先で事が足りるので、春休み・夏休み・冬休みを中心に旅行に行く予定でした(FIREして初めての春休みでした)。その為、その期間に病気さえなければ必ず旅行へ行くので、1年前・10カ月前ぐらいで予約をしてしまいます。

何故かと言えば、やはり安くなるし、予定が組みやすい。長期の事前予約だとエアチケットも安いですし、ホテルなども安くなります。好きな席も指定できますし、部屋も豊富にあります。また、クレジットカードでの為替を見る必要があれば、円高のタイミングで予約する事も出来ますから、もろもろタイミングが6カ月以上あるので事前予約をしています。

リスクとしては、やはり途中での予定変更ですよね。やっぱり行けないとか。その国でトラブってるとか。怪我や病気。ここを中心に考えると直前~1か月ぐらいの予約でも良いかもしれません。逆に直前予約で安いところへ行く。と言う旅行自体を目的にしてしまえば、それはそれで素敵だなと思いますね。行きたい人と一緒にどこか行ければ、楽しいですよね。

今回、コロナが1月から始まり、春の予約、夏の予約をしていましたが春の予約は、3月入ってから国際線とホテル共にキャンセル手数料無しで解約できました。グアムの現地校へ体験入学するプランだったのですが、子供もガッカリしていました。スクール、ホテル、航空券ともに全額返ってきました。

夏の予約は、ハワイでした。5月に入りユナイテッド航空が欠航。それを受けてホテル3カ所全てキャンセル手数料なしでキャンセル&返金。この時点でANAだったのですが、コードシェア便がキャンセルになった事で往復チケットになっていたANA便も特例で全額返金(A380乗りたかった)。問題は、現地での英語学校。「返金したくない」と言う事がひしひしと伝わってくる学校です。

執筆現在でまだ様子を見ています。こちら側が欠航になったと言っているのに、規約上返金出来ないの一点張り。こういう時に経営層の質が分かりますね。こういう事があったら、そこを今後利用すると思うのでしょうか?経営的には1回分の収入が入り、また別な顧客が来ればいいだけなので、ある意味正しいかもしれませんが・・・。

今後、ウィズコロナ時代の旅行予約のタイミングをどうするか?の前に、そもそも旅行が必要か?と言うのを考えさせられました。私たちが自粛、自己隔離に近い状態で暮らした90日間。旅行に行きたいというか、普通に外へ出たい欲求が不思議な事に減衰しました。もうちょっと詳しく解説すると、緊急事態宣言が解除されて、すぐ温泉にでも行こうと思うぐらいですから、行きたい欲求はあるのですが、「自粛中だし、命よりも大切なものは無いから別にいいか」となっていました(決して過度にコロナウィルスを恐れているとか、医学的にそんな対応する必要ないとか、極端な思考や行動ではありません)。

ある意味、「旅行に行きたい」「外へ出たい」と思い続けてしまうと、しんどくなってしまうと思うのです。辛くなると言うか。むしろ、どこへも行けないからその分、お金が貯まる事に喜びを覚えました笑。3月、4月と月次の収支は大幅に改善。クーポンと配当をもらいながら貯金が出来るという、物凄くFIREとしては良い状態に「これはこれで楽しいな」と。ただ、個人的には、とんとんで良いと思っているので、お金は使わなければ意味がありません。コップから溢れ出た水だけ、なめてればいいのです。

コロナを考えると海外は、ちょっと今考えられない。行くのも帰るのも状況次第では、厄介なことになりかねない。国内旅行程度にしておき、新規感染者の数を見ながら、予約タイミングを計り、近県にするか遠方でもOKか見極める。そこまでして?と思うかもしれません。しかし、子供と色々なところへ行き、色々な経験をして欲しいと考えてのアーリーリタイア。そもそも、旅行へ行けなければFIREした目的の1つが達成できなくなるのもあり、意識的にどこへ行けるかチャンスをうかがっています。

年内は最低限この状態が続く。2021年ぐらいから国を限定してでの海外旅行。平常化は、2023年以降である可能性が非常に高いと考えています。より多くの国がコロナ対応に関してうまくいく事を願っています。

 

学校がない世界

コロナと学校

おそらく戦後で最大の休校だったのではないでしょうか。3月1日から小学校が休校になり、5月まで継続。その90日間子供達は何をしていたのか。FIREしていると危機時には圧倒的に強い事がよく分かりました。そもそも、FIREとは、外界からの影響を最小限に抑えながら、最大限の効果を発揮する形態です(常に必要最低限の支出と言う意味です)。学校で言うとどういう事か?まず、親が仕事の影響を受けないので、休校になろうが普段の土日と変わりません。お父さんもいるし、お母さんもいるし、子供達もいるわけです。

その為、最初の1か月は長期休みを家で過ごすような形で、子供達はiPad→switchのコンボ笑。但し、18時まで。と言う約束で最初の30日をクリア。太陽光を浴びせる為に定期的に運動と犬の散歩。これを繰り返していました。その間、お菓子を作ったり、工作をしたりとTikTokの真似を動画で撮ったりと言った事も織り交ぜながら。60日目以降は、マンションのベランダにテントを貼って、ベランピングも笑。ほとんど平時よりお金はかかりません。

とにかく子供のメンタルをどうキープすればよいか。様子を見ながらやりくりしていました。30日ぐらい経過して、「そろそろ勉強遅れてくるね」と言う話に。親が教えれば良いのですが、夫婦揃ってその特性が無いようで・・・。外部のソリューションを借りることに。タブレット教材が色々あったらしいのですが、うちは何故かスマイルゼミを契約。一括払いで1人12万ぐらいでした。2人分で24万円支払い、4月からスマイルゼミスタート。

これ以外に下の子は、英語の学童に通っていたのでオンラインで授業が毎日ありました。20分ぐらいですね。子供がZoomを使って英語の授業を。このぐらいになると、良い感じで1日がまわりはじめ、イライラして喧嘩したり、ちょっかいだしたりも少なくなり安定してきました。犬もいるので家の中だけでコンテンツは十分ですが飽きは絶対来るので、定期的に何かしら考えてやってました。私を生贄にしてリアル美容院ごっことかも好評でした・・・。

90日間で小学校の義務教育に関して思った事。もちろん、友達や先生との関係性やコミュニケーションは、重要です。これは不要だと思いませんし、今後もまた元通りに対面のコミュニケーションが存在し続けるならば、必要な能力だと思うので否定しません。ただ、現状のように都立小学校がやっている事をこのまま続けるのであれば、小学校は必要ないと思いました。

FIREしていて、小学校の座学と言う義務教育に縛りが無いのであれば、私たちは、おそらく世界中を旅して教育するだろうと強く思いました。もちろん、コロナが無い前提の話ではあります。何故なら、スマイルゼミなどのタブレット教育で暗記系の各教科は学べます。体育は、世界中のアクティビティが体育です。音楽は、世界中の音楽や楽器が教材です。英語は、オンラインもしくは、現地の生の英語で学びます。道徳は、世界中の常識と文化の中から学びます。友達は、各国に友達が出来るようにするか、中・高・大のどこかのだんかいでしっかり作ればよしとします。

この中に色々と課題や考えるべき点は、多々ありますが選択肢があるのであれば、私たちはこれをするだろう。と言うだけです。

文科省や教育委員会、現場の先生。コロナで色々気付いたことでしょう。それがどの程度反映されるのか非常に楽しみです。デジタルネイティブ世代は、小学校低学年から世界にいる外国人と英会話をするわけです。TikTokやYoutubeを通して世界中のコンテンツや同世代の遊びを見ているわけです。

大勢で一斉に集まり、机に座らされてありがたい先生のお話しを頂く。全くもって一部の児童には苦行であり苦痛です。コロナ禍で自殺者が減少したわけにも記載しましたが、10歳未満や10代の自殺があります。この子たちは、現代の義務教育と言う名の苦行が合っていなかった可能性があります。もちろん、家庭環境もあるでしょう。いじめに関しては尚更です。友人や教師が役に立たなければ、学校は何なのでしょうか?死んでしまった子達にとって学校とは何だったのでしょうか。

個人的には、義務教育では一部授業からオンラインに移行すべきです。学校に集まる事は継続しても良いでしょう。全国の先生から一定条件で先生と生徒の支持が高い教師TOPから選択したり、受講生徒の成績から評価したり、地区ごとで選別。それをオンラインで補助教員と一緒にライブで授業を受ける形式。不登校や海外駐在、出席しない生徒用にビデオ録画でいつでも見れるようにする。これしか考えられません。教師不足を補い、効率化。教室の質をオンラインにする事で全体を向上させる。

さらに復習はいつでも録画を見れる。親も見れる。出席は、再生の履歴等と確認の意味のテストで管理。身体が不自由な子も自分のペースで出来る。朝が弱い子も安心。これだけ多くの困っている人の助けになるわけですから、公平な社会へより近づきます。学校は、遊ぶ場所。友達がいて遊べる。やりたい体育の科目だけ受けに行く。音楽の授業を受けられる。児童にとって、苦痛な場所になってはいけない。面白い、楽しい、これが最初に来て初めてあとの施策が役に立つのではないかと感じます。教育に関して別テーマで書けそうなボリュームなので別機会に。

 

朝昼晩3食を作り続ける

コロナと食事

もう妻には頭が下がります。そして感謝しています。そもそも私が作るものは、家族に評判が悪く(汗)私も料理が好きではない・・・のかもしれない。喜んでもらおうと作り、結局、準備不足で計画性が無い為、うまい料理を作る適性がないのかもしれません。

平時は、子供がお昼にいないので、朝簡単に準備したらそれで夕食だけで終わりです。ランチは、大人だけなので適当に買って食べたり、食べに行っていました。コロナになり、外食も出来ないし子供はずっといるしで、ここの負担が非常に大きいと感じています。なので、せめて週に何回かは、弁当を買ったり出前をしたりでリフレッシュする機会を設けていました。

それも妻のタイミングで使えるように。やっぱり自炊するより高くなってしまうので、毎週〇曜日とか決めてしまうより、「ちょっときついな」と思ったら使ってもらうような。ただ、私は妻が作る旨い料理が毎日3食出てきて太りました・・・。コロナ太りです。

本当に美味しいわけですが、私が「旨いうまい」と食べていると、より料理グレードがあがっていくわけです。そうするとスパイラルが良いんだか悪いんだか笑。結局、出された料理は平らげて運動するしかありません。

ここでディンクスか家族でアーリーリタイア、FIREするなら料理のスキルをどちらか必ず持っている必要がありそうだなと思いました。資産が10億超えあれば、コロナでも全て出前でも良いかもしれません。さらに職人やヘルパーに毎食作ってもらったりも出来ますので、お金で解決できます。それ以外の場合は、やはりどちらも料理が出来ないとなると多少きつそうです。

料理に関しては、平時であれば何とでもなりますが、今後のアーリーリタイアを考えていくとコロナ以外でも地震、噴火、疫病、戦争などを想定するとあって良いスキルとなりそうです。また、海外移住を検討する場合でも、自炊がある程度出来れば材料次第で自分で作れますから、海外へ行っても使えるスキルであると言えます。

さらにこのスキルは、1度身につけてしまえば、ほぼ忘れることはありません。嫌いでなければ、長期的に考えて料理教室やYoutube、料理サイトで料理を学ぶ、自分に投資するというのは、最終的にトータルリターンが大きいかもしれませんね。人生の満足度、生活の満足の向上に料理は大きく寄与するはずです。

 

メンタルレベルを測定する

結構、家族のメンタルヘルスの話題について、SNSなどで出ることはありません。私の周りでは、投資の話もそうです。ただ、家族のメンタルヘルスは、かなり重要なのではないかと考えています。気持ちよく幸福感を得ながら家族と暮らすには、やはりお互いのことを知り、悪い部分も良い部分もサポートしなければなりません。

コロナで自粛が続き、メンタルヘルスに支障をきたしニュースになってしまう例も少なくありません。イライラしたり、ふさぎ込んだり、ハイテンションになったり、ちょっかいだして喧嘩になったり、八つ当たりしたり。DVなどもってのほかですし、児童虐待もあり得ません。

ただ、そうなってしまうこと自体は理解しています。私が気を付けていたのは、1日1日つぶさに家族を見て、変調が無いかチェックしていました。iPadをやって終わった後にイライラしていれば、デジタルデバイスの使い過ぎによる心身不調を説明し、翌日にはサイクリングに出かけたり、妻が子供に八つ当たりするようであれば、一緒に大好物を買いがてら散歩しようと誘ったり(コロナ禍では、根本原因を完全に排除するのは難しいので、緩和と言う方法を取りました)。

私は、FIREしたことでしっかり自分のメンタルを管理できる人間にようやくなりました。それまでは、酷い人間でした・・・。これはまたの次回に笑。結局、人生のコントロール度が増すと家族の為に、こういった行動が出来る余裕が生まれます。もし、私が仕事や趣味でストレスを抱え、相場のショックでイライラしていたら、家族のメンタルヘルスなんて手が回りません。それが幸せな人生だとも思いません。

アーリーリタイアしたことで、必要な時に必要なことへフォーカスできる。それもFIREのメリットだなと実感したものです。私はコロナがきっかけで、家族のメンタルヘルスに注意をするようになりました。以後、平時でもどんな時でもこれは習慣になるはずです。

 

相場に対して落ち着いて接する

コロナ相場

結果としては、ノーチェックで最大30%ぐらい総資産が減っていたわけですが笑。これは、反省しています。基本的に上下があっても、ガチホしてよい構成にしていたので余裕ぶっこいていたわけです。今年の3月ぐらいでは、株40%、債券60%ぐらいでした。リバランスも年1で。

コロナで自粛しており、アーリーリタイアしていると相場は基本的にいつでも見れますし入れます。昨年、日経平均先物でデイトレを何か月かやって最後は、4,000万ほど損失を出し、トータルではマイナス2,000万で終えたのですが私には、デイトレは向いていないと思い辞めました。

それから、今持っているポートフォリオに移行し、基本的にはインカムゲインのみでのFIREでキープしていたところでした。

コロナショックでは、参戦が1カ月半ぐらい何もせず。相場に対して反応しませんでした。と言うよりも反応できなかったんです笑。これも反省点です。「ここだ」と思ったらぶっこめる現金が無いと、チャンスの女神は口説けないのです。債券に関しても下落しており、ソフトバンクグループ外貨建て社債の暴落でも書きましたが、約10社ぐらいの債券を購入しており、これのどれかを売って本来であれば、株式へ投入するリバランスをするべきでした。

振り返ると良くも悪くも全く反応しないという立ち回りでした。市場平均の損失。ですが、この間、他の金融商品を売却して、住民税分を定期に入れていたのでそこから資金を捻出。相場へぶち込みました。その後は、皆さまご存知の通り日本市場がどうなっていったのか5月下旬時点で知るところとなります。

FIREで重要なのは、開始直後の資金を減らさない事。アーリーリタイアして1~5年以内に総資産が20%以上減ると、途中で失敗する可能性が高くなります。そのカバー方法は、労働をすれば良いわけですが、自粛のストレスレベルがゼロ近辺だった事もあり、落ち着いて相場と接することが出来ました。

ストレスが少しでもあったら、狼狽売りしている可能性もありますし、全部売って株式に全てぶっこんでいたかもしれません。現状では、さほど資産の損傷も少ないです。また、調整で大きく下げる可能性もあることから、適度に利益確定し、余剰分をさらに何かの金融商品へ回しておけばFIRE期間も長くなり、さらに増やすことが出来そうです。

アーリーリタイア・FIREした後は、資産を増やすよりも減らさないことが重要です。

 

FIRE家族コロナ90日自粛のまとめ

家族も私もみんな成長しました。それぞれ工夫しながら、考えながら、助けないながら。とても濃い90日だったと思います。6月から小学校も始まります。第二波、第三波があっても自粛で乗り切れます。いつでも自粛できる家族になりました。必要なツールや物も全て揃っています。幸せに暮らせます。

金融ショックへの対応方法も今回で学びました。夏前か大統領選付近で大きく下落があっても、対応するシナリオをいくつか用意するようになりました。

そして、次なる危機。関東大震災、富士山噴火、別のウィルス、戦争。可能な限り想定しながらまだ来ぬ危機へ準備していこうと思いました。2度同じミスをしないだけで、人生はかなりよくなると思います。コロナで失敗したことは、次に失敗しないだけでかなり違う。感染対策をしっかり行い、淡々と知識とスキルを積み上げていき、乗り切っていきましょう!

 

 

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