クレジットカードの選び方~Vol.7~

最近、支出系の内容をアーリーリタイア時の貯金と資金、節約編~Vol.5~でまとめたら、色々と派生しだして一番大きな支出であるアーリーリタイア前後の住居・住宅~Vol.6~をまとめるに至りました。本当は、テクニック的な要素よりも本質を見ていく練習をしたほうが良いのですが、自分的にも勉強中の身である為、今回は、クレジットカードの選び方をまとめたいと思います。

おそらく多くの人は、無駄なクレジットカードを持っていないはずだと思うのですが、私は今年の初めまで持っていた大バカ者です。クレジットカード年会費だけで年間15万。手取り年間収入1,000万の人でも15万と言えば1.5%です。デカすぎますよね。これが500万手取りだったら3%です。恐ろしい・・・。年間運用益で3%増やすのにどれだけ苦労することか・・・。

私はアフィリエイトやりませんので、ポジショントークもありませんし、アフィリエイトのリンクもありません。純粋にアーリーリタイアやFIREをする為のクレジットカード選びを考察してみました。

クレジットカードの選び方

クレジットカードの本質

クレジットカードの本質は、物凄く簡単で年会費とポイント・キャッシュバックだけです。さらにこのブログは、アーリーリタイアやFIREを目指していたり実際にFIREしている方も多く見ているので、それぞれ考え方があると思いますが共通しているのは、この2点である年会費とポイント・キャッシュバックかなと思われます。マイルも広義の意味でポイント・キャッシュバックの中に含む意味で使っていきたいと思います。

クレジットカードの年会費

保有しているだけで年会費って必ずかかりますよね?使っても使わなくてもかかるものです。例えば、何かのゴールドカードで税込年会費が12,000円だとします。月額1,000円です。で、これに対する月間リターンってみなさんどのぐらいなのでしょうか?例えば、1%=1ポイント=1円で使える場合に年会費である12,000円をポイントで回収しようとすると、月間10万円の買い物をして1%になりますので、独身、パートナー、家族で異なると思いますが月間10万円毎月使ってはじめて年会費をペイできるという事になります。

クレジットカードの選び方として「年会費ベースでペイするのか?」これが今持っているクレジットカードを見直すきっかけになるのかなと。そして、今後クレジットカードを選ぶ際の指標になるかと思います。「コストとして考えて、リターンがどのぐらいあるのか?」で考えていかなければ、アーリーリタイアやFIREを維持することが出来ません。何故なら、数年ではなく数十年の期間で物事を考える必要があるからです。その時点での最善、最適解を実行していかなければ、何十年後かに大きな差がついてしまいます。

検討するのが面倒だったりする場合は、迷わず年会費が無料・ゼロのクレジットカードのみを保有するだけでOKです。非常にシンプルです。他のクレジットカードを比較する必要もありませんし、年々変わるサービス内容をおいかける必要もありません。もし、年会費無料だけのクレジットカードを持っているようであれば、もうクレジットカードのポートフォリオが仕上がっていると言っても過言ではありません。それにここまでになれば、あとあとクレジットカードについて自分の大事な時間を取られる事もありませんので有用です。

クレジットカードのポイント・キャッシュバック

もう少し、比較検討する時間があったり、調べるのが苦でない方は、年会費+ポイント・キャッシュバックを込みで検討する事も出来ます。ただ、ちょっと調べて頂ければ分かるのですが、クレジットカード自体がブランドの加盟店の決済手数料をやりとりするビジネスの為、1万円払ったからと言ってポイントが2倍、3倍になるってことはありません。月間で100万ぐらいカードで使うよ。と言う方であれば、1%変わると年間で10万円分もポイントが変わるので有効ですが、そのケースは稀です。なので、月間10万円ぐらいの利用ケースを想定するとポイント1%増えるからと言って、何万円も年会費を増やす必要も意味もなくなってしまいます。ポイント率が高いからと言って、年会費が高いカードを選ぶのは、長期的に見てズッコケる可能性が高いので注意が必要だと言えます。

 

クレジットカードのブランドの選び方

クレジットカードを選ぶ際にブランドを選択できるケースが多いと思います。主要なところでは、JCB・VISA・Mastercard・Amexの4大ブランドでしょうか。一般的にクレジットカードを使うとすれば、国内の店舗、ネット決済、海外の店舗。大きく分けてこの3種類だと思います。もしかしたら経験ある方も多いと思いますが、JCBとAmexは、国内店舗やネット決済、海外店舗でも「使えません」となることが多い傾向にあります。店の人も「手数料が高いから」と言いますし、ネット決済でもJCBとAmexは、決済手数料が高いので悩みの種です。

ビジネスシーンで言えば、ネット決済サービスを導入する時に加盟店への手数料は、一律3.2%などだと分かりやすいのですがVISA・Mastercardは、2.6%。JCB・Amexは3.2%などと差がついており厄介です。消費者にも影響していて、同じ利率だとその手数料分を商品やサービス価格に転嫁すれば良いのですが、違う場合だとどうしても高いほうに合わせざるを得ません。これにより、消費者も価格に転嫁され損をしているわけです。

複数枚クレジットカードを持つことになるとは思いますが、あえてJCBやAmex、Dinersを持つ必要性は、少ないと考えています。年会費無料のクレジットカードであまり使わないけど・・・と言う役割のクレジットカードでJCB1枚あれば良いかな。と言うぐらいですね。さらにブランドが増えてしまうとブランド毎のクレジットカード会員ログインなどが存在するので、手間が増えるというデメリットもあります。基本的には、VISAがあればどこでも大丈夫ですし、これだけでも困った事にはならないので、VISAが1枚も無い場合は、これからのアーリーリタイアやFIREに備えて保有することをおすすめします。

 

事業者発行のクレジットカードの選び方

JAL・ANAなど航空系クレジットカード

結構な割合で旅行好きな方が多いと思うので、どちらももっている人が多いのではないでしょうか?マイレージカードでクレジットカード機能が無いものであれば、年会費無料で保有することができます。クレジットカード機能を付けると年会費が数千円かかります。また、年間1度搭乗すれば1,000マイルが手に入るので、年1回以上そのカードの航空キャリアに搭乗するのであれば、年会費分をほぼペイすることが可能です。1,000マイルだと航空チケット代に充当すれば1,500円前後の価値がありますし、年10万円以上使えばその分ポイントも入りますので、トータルリターンはプラスになります。

2020年はどうでしょう?飛行機も乗らないとゴールド系や年会費3,000円以上するクレジットカードだと、リターンがマイナスになりそうです。さらに、FIREしても国際線をJAL・ANAキャリアで乗れる人ってどのぐらいいるのでしょうか?国際路線だとLCCですよねたぶん。ワンワールドやスターアライアンスなどのポイントも入りますので、一概に不要とは言えませんが。

国内線であれば、FIREしていれば平日でもいつでも飛行機に乗れるので正直、格安で飛びまわれます。ただ、長期的に見てそんなに移動するのでしょうか?短期的には、カードグレードを上げて多くのマイルをゲットできるようにするのが良いかもしれませんが、長期的にはだんだんと移動も少なくなりますし、コロナや天災もあることを考えると、使わないキャリアはマイレージカードのみで年会費が必要なクレジットカード機能を付ける必要は無いかもしれません。

 

EC系クレジットカード

まずは、楽天カード。年会費無料ですので本当に1枚あっても良いカードですね。個人的には、楽天経済圏にはいないのでショッピングも証券も使ってないのですが、年会費がゼロなので作っておいて損が無いと思いますし、私と同じで楽天経済圏の活用が無くても楽天のクレジットカードは1枚あって良いと思います。

Amazonクラシックカードだと、通常のクレジットカード利用でも1%のポイントバック。Amazonで使えば1.5%のポイントバックなるカードがあります。こちらのカードは、年会費が年1回でもAmazonで買い物すれば無料となるので、Amazonを使う人であれば1枚持ってても良いカードになります。上位のAmazon Mastercardゴールドだと年会費が11,000円ですが、プライム会員費用の5,000円も入っているので実質6,000円に。但し、Amazonですから長期的にプライムの価格があがり、クレジットカードの特典から外れるか年会費があがる可能性もあります。Amazon MastercardゴールドだとAmazonでの購入が2%に。年間50万円Amazonで買い物するなら良さそうですね。

Amazonの場合は、個人的に「Amazonチャージ」を使っています。9万円以上で振込めば2.5%のポイントバックがあるので実質的にAmazon Mastercardゴールドを保有した時と同じ効果があります。しかも、年間消費額がいくらでも2.5%バックが有効なので、こちらを使ったほうが得です。

あとは、Yahoo!カードでしょうか。年会費が無料ないもののヤフーショッピングであれば+1%で、合計2%バックになっています。戻しがTポイントとPaypayになるので、使っていないとちょっと煩わしい感じもしますが、使っているなら良いかもしれませんね。

 

海外旅行が多い人にもおすすめのカード

クレジットカードではなく、デビットカードなのですが海外旅行へ行く人におすすめです。アーリーリタイアやFIREする前後で、海外へ行く人は、是非とも作っておいた良いカードです。ソニー銀行のVisaデビット付キャッシュカードです。ソニーバンクの口座開設が必要にはなります。

一番使い勝手がよいのが、自分が持っている外貨で手数料なしに現地で支払ができます。例えば、1万ドル持ってるとして、USD決済ができる場所でこのデビットカードを使えば、為替手数料や余計なスプレッドなしに自分の口座からドル払いができます。現在、11通貨に対応しているので、FIREしてバックパッカー的なことをしたいと言った場合も持ち歩きたい1枚です。その為には、利用予定の外貨を資産の一部で運用する必要が出てくるのですが、ソニー銀行自体で為替取引や定期預金も出来る為、予定に応じて定期定額買付を行っておく方法でコントロール可能です。

さらにクレジットカード的にも使えるので、国内でこのデビットカードを使えば、最大2%バックになる強力な特典もついてきます。ひょっとしたら人によっては、メインカードになりえる1枚です。マイルも要らないし、クレジットカードではなくデビットカードでOK。と言う人であれば、2%をキャッシュバックで現金で使えたほうが有利ですからね。さらに国内振込手数料無料回数も月間11回まであるので、銀行カードとしてもなかなか使えます。

但し、ソニーバンクのVisaデビットのプラチナステージ(2%キャッシュバック)達成には、3月末と9月末の外貨預金もしくは、投資信託残高が1,000万以上である必要がありますので、条件はちょっと厳しめではあります。

海外旅行時の医療保険どうするか問題

海外旅行の話題が出たのでついでに。アーリーリタイアやFIREした後でも前でも、海外旅行へ行く人であれば医療保険が気になりますよね。クレジットカードの付帯保険で賄おうと考える人も少なくないと思います。家族であれば家族分まで賄えるものが必要です。

そう考えると年会費とキャッシュバック軸は、そのままに。ベースカードを決めたら、その上に海外医療保険込みのクレジットカードがあれば、スマートです。と言うのも海外旅行も行き続ける人は、少数派だと思いますので、行くシーズン(子供が手離れした。コロナが完全に終わった。資産運用で旅費を貯めた)になったらゴールドや海外旅行保険オプションを付けるのがベストです。

クレジットカード年会費は、同じ発行事業体であれば差分を負担するだけで済むケースがあります。元に戻す場合も簡単な手続きで出来るので、シーズンに合わせて用意すれば足りるかなと。もし、毎年1回は行くようであれば、メインカードで海外保険付きのものを契約し、年会費1~3万ぐらいのクレジットカードで十分かもしれません。

但し、海外旅行保険もネット損保中心に安くなってきました。1人1日あたり500円とかで入れるので、人数や日数に応じて、クレジットカード付帯保険が良いのか海外旅行保険が良いのか検討してみてください。国によっても料金が違います。

 

アーリーリタイアとクレジットカード

まず、本当にアーリーリタイア・FIREをして完全に無職になった場合、クレジットカードが作れないケースがあります。その為、FIREする前にクレジットカードをライフスタイルに基づき、10年・20年で考え整理しましょう。また、この際にいきなりクレジットカードの解約と新規申込を行うと、審査で怪しまれ作れないケースがあります。よって、クレジットカードの入れ替えについては、1年前後の期間をあけながらゆっくり調整していくのがおすすめです。もし、新規カードが1個ぐらいであれば、新規を先に出して届いたら不要なカードを解約していきましょう。同時や逆ではダメです。

時間がたっぷり必要なものにフォーカスできるわけですから、JCBのザ・クラス、Amexのセンチュリオン、MastercardのLuxury Cardなどは不要です。これは、私がやっていたゲームの課金と同じで無駄になっていきます。セクレタリーサービスが使える。ラウンジが使える。色々な高級料理店へ行ける。など特典も多いでしょう。でも、年間5万円~30万も年会費を払って使いたおせる人はごくわずかです。

特に起業家や自営業者、商社や証券会社などの一定の人は、ある程度見栄で生きています。だからこそ、のし上がれる部分もあります。しかしながら、そのままFIREしてもこれらを契約していたら非常に危険です。正しい順序は、足るを知り、こういった余計なものを排除したうえでアーリーリタイアすべきです。

ただ、資産10億円以上の突き抜けている方は、下手な運用さえしなければキープできますので問題ありません。と言いたいところですが、10億で年3%運用だと手取3,000万。税引後で2,400万です。クレジットカードの年会費が30万だとしたら年間手取の1%を超えてきます。これでも使うのか?と言うところは、マネーリテラシーに委ねたいところです。

 

クレジットカードの選び方のまとめ

アーリーリタイアやFIREする人の視点で、クレジットカードの選び方をまとめてみました。生き方や趣味嗜好・年齢などもバラバラだと思いますので、メインに考える部分は人によって違うと思います。しかしながら、共通しているのは、年会費とバックのポイントなどで年リターンを考えて選ぶ。と言うところが共通の重要事項です。

海外旅行保険やマイル、買い物などの軸でもメインカードは異なると思います。アーリーリタイアする前からどんな生活をするか描きつつ、クレジットカードのジャンルでも最適化して、FIREを楽しみましょう!

おまけ

サムネイルや本記事上部のカードは、luxury cardのブラックカードです。真ん中のランクで年会費10万。このカードの何がイイって金属製カードで触った事無い感じです。お店の人に渡すとその反応が様々で「ドヤァ」するには面白かったです。さらにコンシェルジュサービスは、メールで出来るので非常に便利でした。電話して電話で折り返しとか不便なので(出れないとまたかかってくるとか)。さらにTOHOシネマズが毎月最大2回先着順申込で見れるので、毎月行っていました。ただ、カード解約して映画見るか?って言ったら行かなかったんですよね。見る為にカード持ってたら本質が逆なので。

さらに海外旅行保険も結構充実で良かったです。これ1枚あればかなり安心できる感じです。海外旅行に年2回14日以上を家族で行くなら、海外旅行保険を個別で入るよりこれ1枚で十分だったり。ただ、家族で繁忙期に海外行くって1回100万円以上かかりますからね。年2回で200万以上。正直、行ってらんないです笑。子供が大人料金になった段階で行けなくなりますね(もちろん人によりますが)。

なので、その時々で使うクレジットカードが違うので、クレジットカード選びもただ年会費やポイント、保険などでなく、自分のライフスタイルに合わせて無駄なく変化させてく行くべきだなと改めて感じました。とりあえず直近の私は、クレジットカード年会費ゼロで最低生活費を優先して目指しています。

 

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